サーフ文庫

シェアリングエコノミーと保険

こんにちは!

このブログは個人間レンタルマーケットプレイスを構築運営する中で、日々考えたこと、実行したことを公開する日記です。

僕が構築しているのは日用品のレンタルマーケットプレイスなのですが、ホスト(貸し手)希望者を訪問し、サービスについて説明することがあります。

その時によく聞くのが貸し出す際の不安です。

それは認証と補償の2つに大別できます。

認証は「誰が借りるのか?その人は信用できる人なのか?持ち逃げされないのか?」のいう不安。

一方、補償は「貸しているモノが壊れた時に誰が責任を取るのか?リペア代は誰が支払うのか?」という不安です。

この2つの不安をいかに払拭し、安心して貸し借りしてもらうようにできるかが個人間レンタルマーケットプレイスが社会に受け入れられるかどうかを決めると僕は思っています。

とりわけ補償への不安が大きく(特に女性から)、大手の保険会社と提携していないことを理由に貸し出しを断れることが何度もありました。

では日用品の個人間レンタルマーケットプレイスにはどんな保険が必要なのだろうか?

レンタルで一番メジャーなレンタカーを例に、BtoC(会社と個人の商売)のレンタカー会社とCtoC(個人間)の「Anyca(エニカ)」(DeNAが運営)を比較して考えてみます。

こちらはニコニコレンタカーの補償制度 https://www.2525r.com/service05.php

こちらはニコニコレンタカーの補償制度 https://www.2525r.com/service05.php

まずはレンタカー会社。
レンタカー会社は所有する車すべてへの自動車保険の加入を義務付けられています。

その内容はというと対人補償、対物補償、傷害補償、車両補償に分けられます。

対人補償は他人への保険で、車の借り手が使用中に他人を怪我させたり死亡させてしまった場合への備え。

対物補償は他人のモノへの保険で、使用中に他の車など他人のモノを壊してしまった場合への備え。

傷害補償は自分への保険で、借り手自身や同乗者が怪我したり
した場合への備え。

車両補償は自分のモノへの保険で、自分でぶつけたり、相手から追突された場合への備え。

今回ブログを書くにあたり、オリコンの記事(「知っておくと安心なレンタカーと自動車保険の関係と仕組み」)を参考にしました。 https://life.oricon.co.jp/rank_insurance/special/mechanisms/rental-car/

今回ブログを書くにあたり、オリコンの記事(「知っておくと安心なレンタカーと自動車保険の関係と仕組み」)を参考にしました。 https://life.oricon.co.jp/rank_insurance/special/mechanisms/rental-car/

これらの保険にレンタカー会社が入っているので、借り手は基本的に使用中になにかトラブルがあっても億単位の賠償が発生したりすることがありません。

またほとんどの場合、対物補償と車両補償についてはある一定の金額のみ弁償責任が発生する免責額が設定されていますが(相場は対物補償が5万円、車両補償が5~10万円)、借りる側が追加料金を払ってかけること(1回あたり1,000円程度)でその免責が免除される「免責補償制度」も用意されています。

つまり1回あたり1,000円程度払うことでどんなトラブルがあっても補償されるようになっている。

これがあることで安心してレンタルできますよね^_^(僕も運転に自身がないのでいつも掛けます)

次にCtoC(個人間)の「Anyca(エニカ)」。
Anycaはあくまでホスト(貸し手)とゲスト(借り手)をマッチングする場であり、レンタカー会社とのように自らは車を保有していません。

そして車がレンタルされている期間はまちまちで、週何回も貸し出される車もあれば、全く貸し出されない車もあるでしょう。

それらに一律に保険をかけることは難しいですし、プラットフォーム側の負担も大きくなります。

また車を所有していないプラットフォームがレンタカー会社のように補償費の名目でお金を集めることは保険業法違反になるとのこと (大手の保険会社の方から聞きました)。

このような事情があるため「Anyca(エニカ)」は東京海上日動と提携し、1日自動車保険(値段は1日1,800円)を提供しています。

この保険はレンタカー会社が加入を義務付けられている4種類の保険を1日単位でゲスト(借り手)が入れるようにしたものです。
(免責補償制度は用意されていないようなので借りている車を傷つけた場合、10万円の免責金額を支払う必要がある)

このようにBtoC(会社と個人の商売)のレンタカー会社とCtoC(個人間)の「Anyca(エニカ)」を比較した場合、「免責補償制度」があるぶんレンタカー会社のほうが安心面では勝っていると言えますね。

さてここからが本題です。

日用品の個人間レンタルマーケットプレイスにはどんな保険が必要?

扱う商材はカメラやキャンプグッズなどの幅広く考えていますが、これらは車と違い使用中に他人や他人のモノを傷つけたり、自分を怪我させることはほぼありませんし、あったとしてもお大事になる可能性は低い。

ですので必要なのは車で車両補償にあたる、自分のモノへの保険だけあればいいと思っています。

「Anyca(エニカ)」がやっているような1日単位で万が一の破損に対し、ゲスト(借り手)がレンタルする日用品にかけることができる保険。

これがベストな形だと思い、この仕組みを導入できないかと大手の保険会社と交渉中です。

ご覧いただきありがとうございました。いつか、お会いしましょう。